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課題

人材定着

病床数

1床~199床

従業員数

50名~199名

地域

北海道

機関

病院

職員の心身の健康状態を可視化!離職率を6%下げた方法とは

余市協会病院では、職員のエンゲージメント向上と離職率の改善を目的に、
2024年4月よりタレントマネジメントシステム「エピタルHR」を導入しました。

導入後は職員のエンゲージメントとモチベーションを可視化できるアンケートを定期的に実施し、職員の声を定量的に可視化することで、
管理職がチームの状態を迅速に把握できる仕組みを構築し、離職率を6%低下させることに成功しました。
本取り組みを推進されてきた看護部長の守田様に、導入前の課題や導入に至った背景、そして今後の展望についてお話を伺いました。

導入前の課題〜離職率の高さと新規採⽤が困難に〜

ーエピグノをご導入いただく前の貴院の課題を教えてください。

6〜7年前より看護師の離職率が平均20%を超え、採用も難しくなる中でスタッフ数は減少の一途をたどっていました。
コロナ禍による病床縮小で一時的に運営は保たれていたものの、通常規模に戻れば人材不足で病棟閉鎖を検討せざるを得ない状況――。
「このままでは看護部が病院経営の大きなリスクになってしまう」
そんな危機感のもと、まずは“今いる人材が辞めない環境づくり”に取り組むことを決断しました。

なぜ、エピタルHRを導入したのか〜気づけていなかった強みの把握〜

ー離職率の改善についてはさまざまな取り組みを実施しておられましたが、なぜ導入に至ったのでしょうか

離職対策として様々な施策を試みていた頃、エピタルHRの「エンゲージメント&モチベーションサーベイ(エンモチ)」に出会いました。

試験的にアンケートを実施してみたところ、これまで感覚でしか捉えられていなかった
「スタッフの帰属意識が非常に高い」という強みが数値として現れました。

「見えていなかった現場の実態が、こうして可視化できるのか」その手応えが導入の大きな後押しとなりました。

実際に導入してみて現れた効果について

ー導入によってどのような効果が現れたか、実際の離職率の推移をもとに教えていただけますでしょうか。

2023年4月、本格的に導入。
定期的なアンケートでスタッフの声を拾い、管理職がチームの状態をリアルタイムに把握できる体制を構築しました。

結果、離職率は前年比で6ポイント低下。
人数にして約5名の退職を防ぐことに成功しました。

これは単なる数字以上の意味を持ちます。
採用コスト削減はもちろん、残ったスタッフの安心感が増し、現場の空気が変わり始めたのです。

ー高い効果があったとのことですが、どのような副次効果があり、成果に繋がったのでしょうか。

管理職層からは下記のような効果を実感していると報告がありました。
①マネジメントの自信向上
└ 感覚的な判断から、データに基づいてスタッフの状態を把握できるように。
 「迷いなくフォローできるようになった」という声が現場から出ています。
②管理者自身の成長
└スタッフの自己評価とのギャップが見える化され、「本当に理解できているか」を振り返るきっかけになり、
日々の関わり方を改善する姿勢が育っています。
③フォロー効果の実感
└面談や教育の後に状態が改善していることをスコアで確認可能になりました。 管理職もスタッフも、
小さな成功体験を積み重ねられるようになっています。
④信頼関係の可視化
└「信頼・尊敬する人」の匿名投票で、現場の中核を担う人材が浮かび上がることで、
配置や役割を考えるヒントになり、組織全体のマネジメントを前向きに変えています。

今後の展望について

ー今後はエピタルHRを活用して、どのような組織を作り上げていきたいでしょうか。

今後は、エピタルHRで得られるデータをさらに活用し、スタッフの強みを伸ばす仕組みづくりに取り組んでいきます。

「辞めない職場」から「働きがいを実感できる職場」へ。そして地域医療を支える病院として、
スタッフが誇りを持ち、安心して働き続けられる環境を実現していきたいと考えています。